Android/GAE Hack-a-thon 開催しました


Android と App Engine のエンジニアがコラボしました


明けましておめでとうございます!

2009/12/19 に Android と App Engine のエンジニアを対象にした hack-a-thon を開催しました。この hack-a-thon で参加者は Android と App Engine 両方を使ったアプリケーションを作成します。殆んどのケースでは、Android を UI として使用し、App Engine はデータの永続化に使われる事になります。

また同じ日に、App Engine for Java コードラボという、App Engine の初心者を対象にしたイベントを同時開催しました。hack-a-thon は終日通しての開催だったのですが、コードラボの方は 14:00 くらいに終了なので、コードラボに参加後、hack-a-thon へ戻る事も可能になっていました。

hack-a-thon では基本的にアプリで扱うデータの種類に応じて5つのチームを作成しました。
  1. センサーチーム
  2. テキストチーム
  3. 画像チーム
  4. 地理情報チーム
  5. チュートリアルチーム(コードラボ参加者)
僕はコードラボの方でチューターをしていたので、コードラボ終了後に hack-a-thon の最後に行われるデモだけ見学できました。コードラボ参加者の方々は、アプリのデプロイ方法から始まって App Engine に用意された API の基本的な使用方法や、開発に役立つ細かな知識などを学びました。京都 GTUG のマネージャであり、また App Engine API Expert でもある山下さんが Skype により遠隔から、メインのチューターを担当していただきました(遠隔からメインのチューターというのはやっぱり大変そうでしたね)。彼はまた今回の資料作りにおいて殆んどの部分を担当しております。ありがとうございます!

コードラボはまずまず成功に終わりましたが、今回色々学ぶこともできましたし、参加者のみなさまからのフィードバックも頂けましたので、コードラボの資料や進め方を大きく改善できると思います。1月16日にも第二回目のコードラボを開催予定なのでご期待くださいね。

hack-a-thon に戻ってからは参加者チームのデモを楽しみました。各チームとも一日にしては頑張ったと思います。

センサーチームは ANDROID WARS を作りました


ANDROID WARS は一種のオンラインマルチプレイヤーゲームで、二つの要素から出来ています。一つは Android デバイス上で動作するコントローラーで、もう一つは PC の web browser 上で動作するメイン UI です。メイン UI の方ではきれいな宇宙の画像を背景に、ゲーム参加者のロボットが表示されています。Android デバイス上でフリック入力する事で自分のロボットを動かせ、また Android デバイスを振ると他のロボットを攻撃できます。ゲームはまだ全ての機能が完備していたわけではありませんでしたが、デモはスムースでとても楽しかったです。最終的にこのチームが1等賞を取ったのも頷けます。


テキストチームは VoCtrl を作りました


VoCtrl は声を入力として遠隔の Android デバイスをコントロールするためのアプリケーションです。新しめの Recognizer Intent API を使用していました。残念ながら完成とまではいきませんでしたが、面白いアイデアだと思います。

画像チームは画像交換アプリケーションにトライ


Android デバイスから別のデバイスへ App Engine を経由して画像をやり取りするアプリケーションです。残念ながら完成まではいきませんでした。

チュートリアルチームは HTTP POST を送信するための UI を作成しました(3時間程度で!)


チュートリアルチームのメンバーは全員コードラボへも参加していました。コードラボでは blog ぽいアプリケーションを練習のために作成していたのですが、hack-a-thon に戻った後、今さっき作ったばかりの App Engine Servlet へ HTTP POST する Android アプリを作成しました。3時間しか無かったのにすごいですね!

地理情報チームは位置情報追跡アプリにトライ


オートバイなんかでツーリングする時に使えそうな位置情報追跡アプリを作成していました。ある Android デバイスは自機の位置を App Engine アプリケーションに送信し続けます。App Engine 側ではその位置情報を保存しておき、他の Android デバイスが参照するという作りです。残念ながら Map view を表示しながら GPS を有効にするのがうまくいかなかったので完成には至りませんでしたが、代わりに Google Maps flash API でその位置情報を表示して見せてくれました。


Android API Expert の江川さんによる発表


江川さんが二つのアプリケーションをデモしてくれました。一つ目は ballots? という投票アプリでした。このアプリでは Android デバイスから、投票の対象に対する評価とコメントを App Engine に送信でき、またその集計結果を Android デバイス上でグラフィカルに参照できます。

二つ目は andlogo です。これは logo のグラフィカルインタープリターで、学習用途なんかに使えそうだなと思いました。アーネスティンという亀にコマンドを与えると、亀がコマンドに従って動き、その軌跡が表示されます。例えば "repeat 30 repeat 4[fd 100 rt 90] rt 12]" というコマンドで次のような表示が得られます。



他にも写真がありますよ:

まとめ


とても楽しいイベントでした。特に Android と App Engine のエンジニアが両方集まって共同作業できたのは良かったです。完成しなかったチームもありますが、継続してアプリを完成させて欲しいなと思います :-)

App Engine for Java コードラボの資料は、加筆・修正した後に公開する予定ですので、お楽しみに!

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